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今日、SPI言語の勉強をした——1問だけでもOK、続けることが合格への近道。
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SPI言語クイズとは
SPI言語クイズは、就活の定番適性検査SPIの言語分野を、全40問の4択で実戦練習できる無料の学習ゲームです。二語関係、語句の意味・用法、熟語の成り立ち、文の並べ替え、空欄補充、長文読解の6分野から出題し、選択肢の絞り方や設問文の読み方といった解き方のコツを解説つきで確認できます。同じ問題に2回正解すると卒業となり、言語印が集まっていきます。
テーマは「ことばの筋トレ」。1日10問でも、語彙と読解の勘は面接前に取り戻せます。なお、SPIは株式会社リクルートマネジメントソリューションズの登録商標で、本クイズは出題形式に沿った独自の練習問題です(実際の試験問題ではありません)。Webテスト直前の確認や、エントリーシート提出前の総ざらいにどうぞ。
📝 問題と解説の全文(40問)
SPI言語クイズ の全40問を、解説つきで読める形に並べています。アプリを起動しなくても、ここだけで内容を確かめられます。各見出しを開くと、問題文・選択肢・正解・解説が出ます。
二語関係
道具の関係
「医者:聴診器」と同じ関係になっている組み合わせはどれか。
- 大工:かなづち
- 病院:患者
- 教師:生徒
- 魚:海
正解:1番
「医者:聴診器」は「職業:その職業が使う道具」の関係。同じく「大工:かなづち」が職業と道具の関係にあたる。「病院:患者」「教師:生徒」は場所や人と相手の関係、「魚:海」は生き物と生息場所で、いずれも道具の関係ではない。まず左右の語がどうつながるかを一文で言い表すのがコツ。
包含の関係
「鉛筆:文房具」と同じ関係になっている組み合わせはどれか。
- 果物:りんご
- 机:椅子
- りんご:果物
- 花:赤
正解:3番
「鉛筆は文房具の一種」という包含関係で、左が具体例、右が上位のグループになっている。「りんご:果物」も同じ向きの包含関係。「果物:りんご」は語順が逆で、SPIでは左右の向きまで一致しないと正解にならない点に注意。「机:椅子」は並列、「花:赤」は性質の関係。
原料の関係
「小麦:パン」と同じ関係になっている組み合わせはどれか。
- パン:小麦
- 大豆:豆腐
- 牛:馬
- 綿:畑
正解:2番
「小麦:パン」は「原料:製品」の関係。同じく「大豆:豆腐」は大豆を原料として豆腐がつくられる関係にある。「パン:小麦」は向きが逆、「牛:馬」は同じ家畜どうしの並列、「綿:畑」は作物と育つ場所の関係で、どれも原料と製品の関係ではない。
対義の関係
「拡大:縮小」と同じ関係になっている組み合わせはどれか。
- 増加:増大
- 山:川
- 天候:晴天
- 需要:供給
正解:4番
「拡大:縮小」は反対の意味をもつ対義の関係。「需要:供給」も互いに対をなす概念で対義関係にあたる。「増加:増大」は似た意味の同義関係、「山:川」は自然物どうしの並列、「天候:晴天」は上位概念と具体例の包含関係。対義と同義を取り違えないよう注意したい。
上位と具体例
「湖:琵琶湖」と同じ関係になっている組み合わせはどれか。
- 川:信濃川
- 海:波
- 山:登山
- 空:青
正解:1番
「湖:琵琶湖」は「上位概念:その具体例(固有名)」の包含関係。同じ構造なのは「川:信濃川」で、信濃川は川の具体例にあたる。「海:波」は全体と一部、「山:登山」は場所と行為、「空:青」は物と性質で、いずれも具体例を示す関係ではない。固有名詞を含む包含関係はSPI頻出。
3組の判定
「時計:時刻」と同じ関係のものをア〜ウから選ぶとき、正しい組み合わせはどれか。 ア 温度計:温度 イ 財布:金貨 ウ 秤:重さ
- アだけ
- イだけ
- アとイ
- アとウ
正解:4番
「時計:時刻」は「道具:それが測るもの」の関係。温度計は温度を、秤は重さを測るので、アとウが同じ関係になる。イの「財布:金貨」は入れ物と中身の関係で、測るものではない。SPIではこのようにア〜ウの複数判定形式が多く、1つでも見落とすと不正解になるため、3組すべてを検討する習慣をつけたい。
職業と仕事
「弁護士:弁護」と同じ関係のものをア〜ウから選ぶとき、正しい組み合わせはどれか。 ア 医師:診療 イ 教師:黒板 ウ 料理人:調理
- イだけ
- アとイ
- アとウ
- イとウ
正解:3番
「弁護士:弁護」は「職業:その主な仕事(役割)」の関係。医師は診療を、料理人は調理を行うので、アとウが同じ関係。イの「教師:黒板」は職業と道具の関係で、仕事そのものではないため異なる。「職業と仕事」と「職業と道具」は似て見えるが別の関係として区別される。
包含の見極め
「文学:小説」と同じ関係のものをア〜ウから選ぶとき、正しい組み合わせはどれか。 ア 詩:俳句 イ 音楽:楽器 ウ 芸術:絵画
- アだけ
- アとイとウ
- ウだけ
- アとウ
正解:4番
「文学:小説」は「上位概念:その一種」の包含関係。俳句は詩の一種、絵画は芸術の一種なのでアとウが同じ関係。一方、楽器は音楽を演奏する道具であって「音楽の一種」ではないため、イは包含関係にならない。関連の深い語ほど包含関係と錯覚しやすく、「Bは A の一種か」と必ず言い換えて確認したい。
語句の意味・用法
気が置けない
「気が置けない」の意味として正しいものはどれか。
- 油断できない
- 遠慮がいらない
- 気が短い
- 落ち着かない
正解:2番
「気が置けない」は「気を遣う必要がなく、打ち解けられる」という意味で、「気が置けない友人」のように良い意味で使う。「油断できない」という意味に誤解されやすいが、文化庁の調査でも誤用が多いと指摘される定番語。SPIではこうした誤用されやすい慣用句が狙われやすい。
役不足
「役不足」の本来の意味として正しいものはどれか。
- 本人の力量に対して役目が軽すぎること
- 本人の力量が役目に足りないこと
- 役者の人数が足りないこと
- 与えられた役目に不満があること
正解:1番
「役不足」は本来「力量に比べて与えられた役目が軽すぎる」という意味。「私では役不足ですが」と謙遜のつもりで使うのは誤りで、その場合は「力不足」が正しい。逆の意味に取り違えやすい語の代表例なので、「役が不足している=役の方が小さい」と覚えるとよい。
憮然
「憮然とした表情」の「憮然」の本来の意味として正しいものはどれか。
- 腹を立てている様子
- 平然としている様子
- 失望してぼんやりする様子
- 慌てている様子
正解:3番
「憮然」は本来「失望や落胆でぼんやりする様子」を表す。「腹を立てている様子」の意味で使う人が多いが、これは本来の用法ではないとされる。文化庁の国語に関する世論調査でも誤解が多い語として取り上げられており、対策書でも頻出。「憮」の字は「がっかりする」意味をもつ。
潮時
「そろそろ潮時だ」の「潮時」の本来の意味として正しいものはどれか。
- 物事の終わり・引き際
- 手遅れの状態
- 忙しい時期
- 物事を行うのにちょうどよい時機
正解:4番
「潮時」は本来「物事を始めたり行ったりするのにちょうどよい時機」の意味。漁で潮の満ち引きの好機を指したことに由来する。「終わりにする時」の意味で使われることが増えているが、辞書上の本義は「好機」。SPIでは本来の意味が問われるため、日常の感覚と切り分けて覚えたい。
流れに掉さす
「流れに掉さす」の本来の意味として正しいものはどれか。
- 流れに逆らう
- 流れに乗って勢いを増す
- 流れを止める
- 流れを変える
正解:2番
「掉さす」は棹(さお)を川底に突いて舟を進めること。「流れに掉さす」は流れに乗って勢いよく進む、つまり物事が順調に進む意味になる。「逆らう」の意味に誤解されがちで、夏目漱石『草枕』の「情に棹させば流される」からも本来の意味がわかる。誤用されやすい慣用句の定番。
多義語の用法
「時間をかける」の「かける」と同じ意味で使われているものはどれか。
- 橋をかける
- 迷惑をかける
- 声をかける
- 費用をかける
正解:4番
「時間をかける」の「かける」は「費やす・注ぎ込む」の意味。同じ用法は「費用をかける」。「橋をかける」は「渡す・架ける」、「迷惑をかける」は「相手に及ぼす」、「声をかける」は「働きかける」の意味で異なる。SPIの用法問題は、対象を入れ替えても意味が通じるかで判断するとよい。
おもむろに
「おもむろに立ち上がった」の「おもむろに」の意味として正しいものはどれか。
- 急に
- ゆっくりと
- 何気なく
- 力強く
正解:2番
「おもむろに」は漢字で「徐に」と書き、「ゆっくりと・静かに動作を始める様子」を表す。「急に・不意に」の意味で使う人が多いが誤用。「徐行」の「徐」と同じ字であることを思い出せば「ゆっくり」と結びつく。SPIでは日常でよく誤用される副詞や慣用句が集中的に出題される。
熟語の成り立ち
日没の成り立ち
熟語「日没」の成り立ちとして最も適切なものはどれか。
- 似た意味の漢字を重ねたもの
- 反対の意味の漢字を重ねたもの
- 主語と述語の関係にあるもの
- 前の漢字が後の漢字を修飾するもの
正解:3番
「日没」は「日が没する」と読め、「日」が主語、「没」が述語の関係にある。同じ型に「地震」「頭痛」「国営」などがある。「日」が「没」を修飾していると誤解しやすいが、「日の没」ではなく「日が没す」と主述で読めるのがポイント。熟語問題は必ず訓読みして構造を確かめる。
読書の成り立ち
熟語「読書」の成り立ちとして最も適切なものはどれか。
- 前の漢字が後の漢字を修飾するもの
- 動詞の後に目的語がくるもの
- 似た意味の漢字を重ねたもの
- 主語と述語の関係にあるもの
正解:2番
「読書」は「書を読む」と下から上に返って読める、「動詞+目的語」の型。同じ型に「登山」「洗顔」「就職」などがある。「〜を〜する」と読めるかどうかで判定できる。前が後を修飾する型(例:急行、曲線)とは読む向きが逆になるので、必ず「〜を」を補って確認したい。
温暖の成り立ち
熟語「温暖」の成り立ちとして最も適切なものはどれか。
- 似た意味の漢字を重ねたもの
- 反対の意味の漢字を重ねたもの
- 前の漢字が後の漢字を修飾するもの
- 動詞の後に目的語がくるもの
正解:1番
「温」も「暖」も「あたたかい」という意味で、似た意味の漢字を重ねた型。同じ型に「岩石」「寒冷」「思考」「豊富」などがある。反対の意味を重ねる「寒暖」「明暗」と混同しやすいので、二字それぞれの意味を確認する癖をつけたい。
未完の成り立ち
熟語「未完」の成り立ちとして最も適切なものはどれか。
- 反対の意味の漢字を重ねたもの
- 主語と述語の関係にあるもの
- 上の漢字が下の漢字を打ち消すもの
- 動詞の後に目的語がくるもの
正解:3番
「未完」は「未だ完成せず」の意味で、「未」が「完」を打ち消す型。同じ型に「不安」「無理」「非常」「未定」などがあり、上に「不・無・非・未」がつくのが目印。反対の意味を重ねる型と間違えやすいが、「未」と「完」は反対語ではなく打ち消しの関係である。
修飾の型を判定
前の漢字が後の漢字を修飾する成り立ちの熟語をア〜ウから選ぶとき、正しい組み合わせはどれか。 ア 急行 イ 着席 ウ 曲線
- アだけ
- イとウ
- アとウ
- ウだけ
正解:3番
「急行」は「急いで行く」、「曲線」は「曲がった線」と読め、いずれも前の字が後の字を修飾している。一方「着席」は「席に着く」と下から上に返る「動詞+目的語(補語)」の型。修飾型は「〜な・〜に」を補って上から下へ読めるか、動目型は「〜を・〜に」を補って下から上へ読めるかで見分ける。
仲間はずれ
次の四つの熟語のうち、成り立ちが他の三つと異なるものはどれか。
- 濃淡
- 帰宅
- 就職
- 洗顔
正解:1番
「帰宅(宅に帰る)」「就職(職に就く)」「洗顔(顔を洗う)」はいずれも下から上に返って読む「動詞+目的語・補語」の型。「濃淡」は「濃い」と「淡い」という反対の意味の漢字を重ねた型で、これだけ成り立ちが異なる。仲間はずれ形式は、それぞれ訓読みして構造を一つずつ確かめれば確実に解ける。
文の並べ替え
3番目にくる文節
ア〜エを並べ替えて意味の通る文にしたとき、3番目にくるものはどれか。 ア しかし翌日には イ 雨が降った ウ 昨日は一日中 エ すっかり晴れた
- ア
- イ
- ウ
- エ
正解:1番
正しい順序は「ウ 昨日は一日中 → イ 雨が降った → ア しかし翌日には → エ すっかり晴れた」。「昨日は一日中」の後には「雨が降った」しか続かず、「しかし翌日には」の後には「すっかり晴れた」が続く。まず確実につながるペアを作り、次に接続詞で前後関係を決めるのが並べ替えの基本手順。
2番目にくる文節
ア〜エを並べ替えて意味の通る文にしたとき、2番目にくるものはどれか。 ア その結果 イ 彼は毎日練習を続けた ウ 地区大会で優勝した エ 誰よりも早く起きて
- ア
- イ
- ウ
- エ
正解:4番
正しい順序は「エ 誰よりも早く起きて → イ 彼は毎日練習を続けた → ア その結果 → ウ 地区大会で優勝した」。「その結果」は原因の後・結果の前に置かれるので、練習(原因)と優勝(結果)の間に入る。「誰よりも早く起きて」は「〜て」で終わる連用形なので、主節「練習を続けた」の前に来る。よって2番目はイ。
説明文の並べ替え
ア〜エを並べ替えて意味の通る文にしたとき、3番目にくるものはどれか。 ア 記憶を整理する イ 単なる休息ではなく ウ 能動的な過程なのである エ つまり睡眠は
- ア
- イ
- ウ
- エ
正解:1番
正しい順序は「エ つまり睡眠は → イ 単なる休息ではなく → ア 記憶を整理する → ウ 能動的な過程なのである」。「つまり睡眠は」が主語で文頭、「〜なのである」が文末。「Aではなく B」の構文で、Bにあたる「記憶を整理する能動的な過程」は「記憶を整理する」が「能動的な過程」を修飾する形になる。3番目はア。
空欄の順序
「エ→[ ]→[ ]→ア」の順に並べて意味の通る文にするとき、2番目にくるものはどれか。 ア という調査結果がある イ 読書量の多い子どもほど ウ 語彙力が高い エ 一般に
- ア
- イ
- ウ
- エ
正解:2番
正しい順序は「エ 一般に → イ 読書量の多い子どもほど → ウ 語彙力が高い → ア という調査結果がある」。「〜ほど」の後には程度を述べる「語彙力が高い」が続き、「〜という調査結果がある」は前の内容全体を受けて文を締める。最初と最後が示されている形式では、間の2つの前後関係だけを考えればよい。
接続語の位置
ア〜エを並べ替えて意味の通る文にしたとき、3番目にくるものはどれか。 ア にもかかわらず イ 計画は延期された ウ 準備は万全だった エ 天候不順のため
- ア
- イ
- ウ
- エ
正解:4番
正しい順序は「ウ 準備は万全だった → ア にもかかわらず → エ 天候不順のため → イ 計画は延期された」。「にもかかわらず」は前の内容と逆の展開をつなぐので、「準備は万全だった」の直後に置く。「天候不順のため」は延期の理由なので「計画は延期された」の直前。よって3番目はエ。逆接と理由の位置関係がポイント。
2・3番目の組
ア〜エを並べ替えて意味の通る文にしたとき、2番目と3番目にくるものの組み合わせとして正しいものはどれか。 ア 読者にゆだねられている イ 作者の意図がどうであれ ウ 作品の解釈は エ 最終的には
- ア・イ
- イ・ウ
- ウ・エ
- エ・ア
正解:3番
正しい順序は「イ 作者の意図がどうであれ → ウ 作品の解釈は → エ 最終的には → ア 読者にゆだねられている」。「〜がどうであれ」は譲歩を表し文頭に置かれ、「作品の解釈は」が主語、「最終的には」が述語「ゆだねられている」を修飾する。よって2番目と3番目は「ウ・エ」。組み合わせ形式では全体を並べてから該当箇所を読み取る。
空欄補充
順接の接続詞
次の文の( )に入る最も適切な語はどれか。 「今日はかなり冷え込んでいる。( )、上着を持って行こう。」
- しかし
- だから
- つまり
- あるいは
正解:2番
前の文「冷え込んでいる」が理由、後の文「上着を持って行こう」がその結果・判断なので、順接の「だから」が入る。「しかし」は逆接、「つまり」は言い換え、「あるいは」は選択を表し、どれも前後の論理関係に合わない。空欄補充ではまず前後の文の関係(順接・逆接・言い換え・並列)を見極める。
添加の接続詞
次の文の( )に入る最も適切な語はどれか。 「彼は努力家だ。( )、才能にも恵まれている。」
- しかも
- だが
- なぜなら
- ところで
正解:1番
「努力家だ」に「才能にも恵まれている」というプラスの内容を付け加えているので、添加の「しかも」が適切。「才能にも」の「も」が付け加えのサインになっている。「だが」は逆接、「なぜなら」は理由、「ところで」は話題転換で、いずれも文脈に合わない。
的を射る
次の文の( )に入る最も適切な語はどれか。 「彼の指摘は的を( )いた。」
- 得て
- 突いて
- 当てて
- 射て
正解:4番
「的を射る」が本来の形で、「要点を的確にとらえる」という意味。「的を得る」は誤用とされてきた(近年は許容する辞書もある)が、SPIなど試験では「射る」が正解として扱われる。「当を得る」との混同から「得る」が広まったといわれる。「核心を突く」とは言うが「的を突く」とは言わない。
二の句
次の文の( )に入る最も適切な語はどれか。 「あまりに突然の話で、二の( )が継げなかった。」
- 言葉
- 足
- 句
- 舞
正解:3番
「二の句が継げない」は、あきれたり驚いたりして次の言葉が出てこないこと。「二の足を踏む」はためらうこと、「二の舞を演じる」は前の人と同じ失敗を繰り返すことで、いずれも別の慣用句。「二の〜」で始まる慣用句は意味が全く異なるので、それぞれ後に続く語とセットで覚える。
文脈に合う語
次の文の( )に入る最も適切な語はどれか。 「彼は私情を交えず、( )に事実を述べた。」
- 主観的
- 客観的
- 感情的
- 楽観的
正解:2番
「私情を交えず」とあるので、個人的な感情や見方を入れずに述べる「客観的」が入る。「主観的」「感情的」は「私情を交えず」と矛盾する。「楽観的」は物事を明るく見る態度で、事実の述べ方とは関係がない。空欄の前後にある手がかりの語(ここでは「私情を交えず」)を必ず拾う。
2か所の補充
次の文の(A)(B)に入る語の組み合わせとして最も適切なものはどれか。 「(A)多くの人がこの案に賛成している。(B)、少数の反対意見にも耳を傾ける必要がある。」
- A たしかに/B しかし
- A もちろん/B だから
- A なぜなら/B しかし
- A たとえば/B つまり
正解:1番
「たしかに〜。しかし〜」は、いったん相手の主張を認めてから反論する譲歩の定型表現。前文で賛成が多いことを認め、後文で反対意見の尊重を述べる流れにぴったり合う。「もちろん/だから」は逆接にならず、「なぜなら」は理由を導くが前に理由となる文がなく、「たとえば/つまり」も文脈に合わない。
長文読解
筆者の主張
次の文章を読み、筆者の主張として最も適切なものを選べ。 「人は、自分の考えを支持する情報ばかりを集め、反する情報を軽視しがちである。これを確証バイアスという。SNSでは好みの情報が優先的に表示されるため、この傾向はいっそう強まりやすい。だからこそ、あえて異なる立場の意見に触れる習慣が大切になる。」
- SNSの利用をやめるべきだ
- 確証バイアスは避けられないので気にしなくてよい
- 異なる立場の意見に意識的に触れるべきだ
- 自分の考えを支持する情報を集めるべきだ
正解:3番
最後の一文「だからこそ、あえて異なる立場の意見に触れる習慣が大切になる」が筆者の主張。SNSの問題点には触れているが「やめるべき」とは書かれていない。確証バイアスを「気にしなくてよい」とも述べておらず、むしろ対策を促している。長文問題では「だからこそ」「重要なのは」など主張を導く語に注目する。
内容の合致
次の文章の内容と合致するものを選べ。 「地方の商店街の衰退は、郊外型大型店の進出だけが原因ではない。後継者不足や店主の高齢化、そして住民自身の生活様式の変化も大きい。単に大型店を規制しても、問題の根本的な解決にはならないだろう。」
- 大型店の進出が商店街衰退の唯一の原因である
- 大型店の規制だけでは根本的な解決にならない
- 商店街の衰退は住民の責任である
- 後継者が増えれば商店街は必ず再生する
正解:2番
本文は「大型店の進出だけが原因ではない」とし、複数の要因を挙げたうえで「単に大型店を規制しても根本的な解決にはならない」と結んでいる。「唯一の原因」は本文と正反対。「住民の責任」「後継者が増えれば必ず再生」は本文にない断定で、選択肢の「唯一」「必ず」など強い言葉には注意が必要。
指示語の内容
次の文章の下線部「それ」が指す内容として最も適切なものを選べ。 「近年、『タイパ』という言葉が広まった。動画を倍速で視聴し、要約だけで本を読んだ気になる。しかし、遠回りに見える時間の中でこそ、思いがけない発見や深い理解が生まれることも多い。それを切り捨てることは、学びの一部を失うことに等しい。」
- タイパという言葉
- 倍速での動画視聴
- 遠回りに見える時間
- 本の要約
正解:3番
「それを切り捨てる」の「それ」は直前の文の主題である「遠回りに見える時間」を指す。切り捨てると「学びの一部を失う」とあるので、失って惜しいものが入るはずで、発見や理解を生む「遠回りの時間」が合致する。指示語問題は直前の文から候補を探し、指示語の位置に当てはめて意味が通るか確かめる。
文章中の接続詞
次の文章の( )に入る語として最も適切なものを選べ。 「睡眠不足は集中力を下げるだけでなく、感情の制御にも悪影響を及ぼすことが分かっている。( )、十分な睡眠は単なる休息ではなく、日中の能力を最大限に発揮するための投資といえる。」
- しかし
- ところが
- たとえば
- つまり
正解:4番
前半で睡眠不足の悪影響を述べ、後半でそれをまとめて「睡眠は投資といえる」と言い換えているので、要約・言い換えを導く「つまり」が入る。「しかし」「ところが」は逆接だが前後は対立していない。「たとえば」は具体例を導くが、後半は具体例ではなく結論である。
調査文の読解
次の文章の内容と合致するものを選べ。 「ある調査によると、通勤時間が片道1時間を超える人は、30分未満の人に比べて生活満足度が明らかに低かった。ただし、通勤中に読書や音楽など好きなことをしている人では、その差はほとんど見られなかった。通勤時間の長さそのものより、その時間をどう使うかが重要なのだろう。」
- 通勤時間が長い人ほど生活満足度が高い
- 通勤時間の使い方次第で満足度の差はほとんどなくなる
- 通勤中の読書は生活満足度を下げる
- 通勤時間は30分未満にすべきだ
正解:2番
「好きなことをしている人では、その差はほとんど見られなかった」とあり、時間の使い方次第で満足度の差がほぼ消えることが読み取れる。長い通勤は満足度が「低かった」ので1つ目は逆。読書は満足度を下げるどころか差をなくす要因。「30分未満にすべき」という提言は本文にはない。
文章の要旨
次の文章の要旨として最も適切なものを選べ。 「専門家の意見は尊重すべきだが、無条件に従うべきものではない。専門家といえども誤ることはあり、立場によって見解が分かれることも多い。重要なのは、意見の根拠を自分なりに確かめ、判断の責任を自分で引き受ける姿勢である。」
- 専門家の意見には常に従うべきである
- 専門家の意見は信用できない
- 専門家同士の意見が一致するまで判断を待つべきである
- 専門家の意見も根拠を確かめ、自分で判断すべきである
正解:4番
「重要なのは〜姿勢である」の一文が要旨。専門家の意見は「尊重すべき」としつつ「無条件に従うべきではない」と述べており、「常に従う」「信用できない」はどちらも極端で本文と合わない。「一致するまで待つ」は本文にない。要旨問題では、筆者が肯定と否定の両面をどう位置づけているかを正確に読む。
事例からの一般化
次の文章から言えることとして最も適切なものを選べ。 「あるコンビニでは、廃棄を減らすため弁当の値引き時間を早めた。すると廃棄は減ったが、値引きを待つ客が増え、定価での売上が下がった。結局、利益はほとんど変わらなかったという。一つの指標だけを追うと、別の指標に思わぬ影響が出るという例である。」
- 値引きは廃棄削減に効果がない
- 値引き時間を早めると利益は必ず減る
- 一つの指標だけを追うと別の指標に悪影響が出ることがある
- 客は値引きを待つべきではない
正解:3番
最後の一文「一つの指標だけを追うと、別の指標に思わぬ影響が出るという例である」が本文の結論。廃棄は「減った」ので値引きの効果はあり、利益は「ほとんど変わらなかった」のであって「必ず減る」とはいえない。客の行動への評価も本文にはない。事例文では、筆者がその事例から何を導いているか(一般化)を最後の文で確認する。